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こんにちは、矢野 浩史(やの ひろし)と申します。

このブログは、メールマガジン『夢をかなえる行動』分析学のバックナンバー公開場所です。
行動分析学(心理学の1つ)+自己啓発で、精神論に頼らない行動改善を!
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良いところは伸ばし、悪いところは改善する   2009.11.20

 
 ◇ (1) ◇
 
 今回は何かを教えているときの、指導方法についての話です。
 
 例えば、読書感想文を書くことを指導する場合、どうすればいいのでしょうか。
 
 読書感想文という課題を適切にクリアするために、
 
 次の行動が必要だとします。
 
 
  (1) 読む本を選ぶ
  
  (2) 本を読む
  
  (3) 本の感想を書く
  
  (4) 書いた物を推敲して、文章を整える
 
 
 (1)〜(4)のどの行動が欠けても、最終的に仕上がってくる感想文を
 
 質の良いものにすることはできないでしょう。
 
 2つのケースを考えながら、適切な指導というものを考えてみます。
 
 
 
 ◇ (2) ◇
 
 ケース1:読書感想文が期限までに提出されなかった
 
 この場合、よくある叱り方として、
 
 「期限を守らなきゃダメだ!」がありそうです。
 
 なるほど、期限を守ることは大切です。
 
 しかし、これは指導方法としては不適切です。
 
 なぜなら、期限が守れなかった原因を明らかにしていませんし、
 
 その原因に対して改善されるような指導をしていないからです。
 
 
 期限を守れなかったのは何故でしょうか?
 
 本の選び方が分からなかったのかもしれません。
 
 期限内に本が読めなかったのかもしれません。
 
 あるいは他に原因があるかもしれません。
 
 
 まずは、読書感想文を完成させるための4つの行動の、
 
 一体どれが上手く出来ていなかったかを知る必要があります。
 
 そして、不適切な行動があれば、そこについて指導をするべきでしょう。
 
 例えば、期限内に本が読めていなかったのが原因なら、
 
  ・読むスピードと期間を考慮して、薄い本を選ぶようにさせる
  
  ・適切な本の読み方を教える
 
 などの方法が考えられます。
 
 
 また、4つの行動を適切に実行する能力はありながら、
 
 それをしていないとしたら、動機付けに問題があります。
 
 読書感想文に関わる動機を分析し、上手く誘導してあげる必要がありますね。
 
 

 ◇ (3) ◇
 
 ケース2:提出された感想文が、日本語としておかしい
 
 ヒアリングした結果、どうも(4)の「文章の見直し」をしていなかったようです。
 
 この場合は、どのように指導しましょうか?
 
 「しっかりと意味の通る文章になるように、一度見直しをしなさい」でしょうか。
 
 これは、かなりいい線をいっていますが、あと一歩です。
 
 
 何が足りないかというと、適切な行動に対する承認です。
 
 前回、お話しましたが、「叱る」という行為は、
 
 表現に気を使っても、叱られる方にとってはやはり「痛み」です。
 
 上手く出来ていないと言われる訳ですから。
 
 そしてこの場合、「痛み」は読書感想文を書くこと全体に作用します。
 
 上手く出来ていた行動に対しても、いいイメージを持てなくなるのです。
 
 
 ですので、このケースにおける適切な指導は、
 
  ・(1)〜(3)の行動は上手く出来ていることをフィードバックする
  
  ・その後、(4)の行動をしていなかったことを指摘し、改善を促す
  
 ということになります。
 
 こうすることで、(1)〜(3)の行動には快楽が紐付き、
 
 (4)の行動を「しなかったこと」には痛みが紐付きます。
 
 
 快楽は繰り返し得たくなりますので、(1)〜(3)の行動は維持されます。
 
 痛みは避けたくなりますので、(4)を実行する可能性は高くなります。
 
 このように、適切な行動は維持させ、不適切な行動のみ改善を促すように
 
 指導していく必要があるわけです。
 

 
 ◇ (4) ◇
 
 まとめます。
 
 
 まず大切なのは、対象の作業を適切に完了させるために、
 
 どういう行動をStep by Stepで実行すべきか、明確にすることです。
 
 
 次に、結果のみを見て否定するのではなく、
 
 上手く出来ていない行動はどれか、原因を特定します。
 
 そして、漠然と「ダメだ」ではなく、「この行動が上手くできていない」と
 
 なるべく具体的に原因となった行動を指摘します。
 
 
 また、上手く出来ていないところを指摘するだけでなく、
 
 上手く出来ている行動があるのであれば、
 
 それについては「OKだよ」と伝わるようにフィードバックします。
 
 そうすることで、出来ている行動は維持され、
 
 出来ていない行動のみを改善させることが可能になるわけです。
 
 
 特に、要求レベルが高く、厳しく指導をしなければならないケースでは、
 
 「痛み」が強いものになりますので、3つめの上手く出来ている部分への
 
 承認のフィードバックが大切だと思われます。




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怒るだけでは伸びない   2009.11.17


 ◇ (1) ◇
 
 今回は、人に何かを教える時に、気をつけるべきことについて書きます。
 
 会社でも、学校でも、家庭でも、
 
 年を重ねるにつれ、人に何かを教える機会が増えていくと思います。
 
 大抵の場合、教わる側は教える側よりも未熟であることが多いですよね。
 
 だから、教えていく過程で、相手は何度も失敗をします。
 
 あなたなら、その失敗に対してどのように対応しますか?

 

 ◇ (2) ◇
 
 もっとも良くない対応は「感情のままに怒ること」です。
 
 これは2つの意味で良くないです。
 
 
 1つ目は、派生の原理によって「あなた自身の存在」が教わる側にとって
 
 痛みになる可能性がある、ということです。
 
 派生の原理については以前紹介しましたので、バックナンバーをご覧ください。
 (⇒ http://behaviorist.blog61.fc2.com/blog-entry-22.html)
 
 あなた自身が痛みになるということは、
 
 「快楽を求め、痛みを避ける」の原則に従い、
 
 教わる側はあなたを避けるようになります。
 
 そうすると、報告すべき事も報告されませんし、
 
 疑問を解消するための質問もなかなかしなくなります。
 
 最悪のケースは、面従腹背となることです。
 
 
 ちなみに「面従腹背」という行為は、行動分析学的には非常に合理的です。
 
 怒られそうな局面を限りなく減らし(痛みを避ける)、
 
 裏で色々愚痴を吐くことで溜飲を下げているわけです(快楽を得る)。
 
 こうなってしまっては、「教える」どころではないでしょう。
 
 

 ◇ (3) ◇
 
 感情のままに怒ることがまずい2つ目の理由は、
 
 失敗に繋がった行動だけでなく、
 
 上手く出来ていた行動も「痛み」に繋がってしまうからです。
 
 
 例えば、「読書感想文を書く」という課題を考えてみます。
 
 読書感想文を書くためには、次の行動が必要になります。
 
 
  (1) 読む本を選ぶ
  
  (2) 本を読む
  
  (3) 本の感想を書く
  
  (4) 書いた物を推敲して、文章を整える
 
 
 このうち、4番目の行動が上手くできていなくて、
 
 日本語のおかしな感想文が出来上がっていたとします。
 
 それを受け取った先生が、もし、
 
  「これじゃ全然だめじゃないか!書き直しなさい!」
 
 と怒ったとしたら、どうでしょうか。
 
 

 ◇ (4) ◇
 
 生徒にとって、先生から怒られることは、通常は「痛み」です。
 
 この例の場合、読書感想文を書くために4つの行動を取っていますが、
 
 その全てが「痛み」を生み出すものとして認識する可能性があります。
 
 本を読むことにも、感想を表現することにも、
 
 苦手意識を持つようになるかもしれません。
 
 
 生徒が、自身のどの行動を改善すればいいか分からない、
 
 という問題も残ります。
 
 先生の行動は、生徒の行動を少しも改善できていないんです。
 
 これでは、「教育」とは言い難い状態ですね。
 
 
 では、どうすればいいのか、ということになりますが・・・これは次回。



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コミュニケーションの悪循環   2009.11.12


 ◇ (1) ◇
 
 嫌なことがあってイライラしているとき、
 
 他人の些細な行動が気に障って酷い言葉を投げかけてしまう・・・。
 
 
 これは、誰しも身に覚えのあることではないでしょうか。
 
 時にはそれがきっかけで、口論に発展してしまうこともあります。
 
 私たちは、相手から反論されるとムキになってしまいます。
 
 反論が反論を呼び、エスカレートし「口げんか」になることも。
 
 
 相手の反論は、私たちにとって「痛み」だと思います。
 
 では、なぜ「痛み」を生み出す原因だと思われる、
 
 相手への言葉による攻撃を止めようとしないのでしょうか。
 

 行動を分析する場合、どんな時もいつもの原則に立ち戻ります。
 
 ------------------------------------------------------
 人は痛みが生じる行動を避け、快楽が生じる行動を得る
 ------------------------------------------------------
 
 口論をしているとき、反論が繰り返されるのは、
 
 何らかの快楽があるか、痛みの消失があるからなのです。
 
 一体、どんなメカニズムになっているのでしょうか。


 
 ◇ (2) ◇
 
 相手を不快に感じている状態は、多くの人にとって苦痛であると考えられます。
 
 つまり、「痛み」です。
 
 「痛み」は避けようとするのが人の行動の基本にありますので、
 
 苦痛の原因を取り除こうとするのは、自然だと言えます。
 
 
 この場合、苦痛の原因とは「相手の不快な言動」です。
 
 それを取り除くために、本能に従った私たちは、攻撃的な言動にでます。
 
 しかし、ここで問題なのは、相手への攻撃的な言動が、
 
 相手にとっても「相手の不快な言動」になっているところです。

 
 つまり、自分の苦痛を取り除こうとする攻撃的な言動が、
 
 相手の苦痛を生み出す原因となるわけです。
 
 相手の立場からみれば、自分と同様にその原因を取り除こうと、
 
 攻撃的な言動にでようとするのは、想像に難くありません。
 
 攻撃が攻撃を生む悪循環となってしまうのです。


 
 ◇ (3) ◇
 
 もう1つ、考えるべきことがあります。
 
 それは、自己正当性についてです。
 
 
 人は誰しも、「自分は正しい」と思いたいのです。
 
 誰かと喧嘩をしているときや、何か非難を受けたときを思い出してください。
 
 よほど出来た人でない限り、ムカッとして反論したくなったはずです。
 
 あるいは、不安でドキドキしてしまい、色々と言い訳を言いたくなった人もいるでしょうか。
 
 
 自己正当性という観点からみたとき、反論することには次の意味があります。
 
  ・相手が間違っていることを証明することで、自分の正しさを示す
 
 
 ところが、やはりここでも悪循環がおきます。
 
 私たちが自分の正当性を示すために、相手が間違っていることを証明すると、
 
 今度は「相手の自己正当性」が揺らぎます。
 
 相手の立場に立てば、同様に何とか自己正当性を示そうとするでしょう。
 
 つまり、私たちへ反論することになります。
 

 
 ◇ (4) ◇
 
 ちょっとまとめましょう。
 

  先行条件:相手の不適切(だと感じる)な言動
 
  行動:相手への反論、言い訳、攻撃
 
  結果:相手の不適切な言動の消去、自己正当性の確立

 
 行動がそのまま、相手側にとっての先行条件となります。
 
 お互いがお互いを攻撃するための「条件」を整え合う関係ですね。
 
 
 さて、ここで終わると何とも嫌な気分になりますので、もう少し。
 
 幸い、私たちには理性という武器があります。
 
 理性とは、
 
  ・感情におぼれずに、筋道を立てて物事を考え判断する能力
 
 のことです。
 
 適切な知識・情報を持つことで、私たちは行動を変えることができます。
  

 
 ◇ (5) ◇

 理性的な行動をとると、次のようになります。
 

  先行条件:相手の不適切(だと感じる)な言動
 
  行動:相手への反論や言い訳「以外」の建設的な行動
 
  結果:相手の不適切な言動の消去、自己正当性の確立

 
 行動が違うのに、結果が同じなのは興味深いですね。
 
 ですが、実際にこうなることが多いと思います。
 
 
 相手の反論の条件を作り出しませんので、相手からの攻撃は減ります。
 
 あるいは無くなります。
 
 また、理性的な行動をとれることは、自己正当性の確立にも繋がります。
 
 例えば、
 
  ・間違っていることを素直に認め、建設的に行動できる自分は正しい
 
 といった感覚でしょうか。

 
 こうなれば、悪循環に陥る可能性は低いですね。
 
 もしかしたら、これでも相手の攻撃は続くかもしれませんが、
 
 攻撃の材料をこちらから増やすことをしていませんので、
 
 反論するよりは、結果的に攻撃される量も減ると思われます。
 
 
 まぁ、いつも理性的に行動できるわけじゃありませんが ^^; 
 


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隠された快楽要因   2009.11.10

  
 ◇ (1) ◇
 
 このメルマガで、私はよく「快楽」や「痛み」という表現を使います。
 
 実は行動分析学では、この表現を使いません。
 
 好子あるいは嫌子といいます。
 
 「快楽」や「痛み」の方が、読者のイメージに合う表現だと考え
 
 使っているのですが、実はこの表現が相応しくないケースもあります。
 
 
 というのも、一般的に「痛み」だろうと思えるようなものが、
 
 快楽・・・つまり「好子」として機能し、行動を繰り返させる場合があるからです。
 
 今日はそれを話してみたいと思います。
 
 
 
 ◇ (2) ◇
 
 よく学校の教室などで騒いでいる児童がいますよね。
 
 で、先生に怒鳴られる・・・というパターンです。
 
 怒鳴られた児童は、いったんはおとなしくなります。
 
 しかし、しばらくすると、あるいは次の日には同じように騒ぎ始めます。
 
 また先生に怒鳴られることになるのですが、
 
 それを何度も経験しているにも関わらず、何故、
 
 騒ぐという行為を繰り返すのでしょうか。
 
 
 痛み(怒鳴られる)を生み出す行動は、避けるはずなのに。
 
 快楽を得、痛みを避けようとする原則が当てはまらないケースなのでしょうか?
 
 実はこのケースでも、
 
 ------------------------------------------------------
 人は痛みが生じる行動を避け、快楽が生じる行動を得る
 ------------------------------------------------------
 
 という原則は正しく機能しているのです。
 
 
 
 ◇ (3) ◇
 
 繰り返し騒いでいる児童は、先生に怒鳴られることによって、
 
 快楽を得ている可能性があるのです。
 
 一体、どんな快楽でしょうか。
 
 
 それは、「注目」という快楽なのです。
 
 
 多くの人にとって、注目は快楽として機能します。
 
 あるいは、注目されずに無視されることは、痛みとして機能します。
 
 件の児童は、もしかしたらあまり注目されない子どもだったのかもしれません。
 
 それが、あるきっかけで騒いでしまい、先生に怒られてしまった。
 
 
 怒られた児童本人は、当然、シュンとして大人しくしようと思ったことでしょう。
 
 しかし一方で、もしかしたら無意識下で感じたものかもしれませんが、
 
 先生から注目されるという快楽を得ていたのです。
 
 
 快楽を得る行動は繰り返されます。
 
 故に、先生に怒られるかぎり、児童は騒ぐことを繰り返してしまうのです。
 
 
 
 ◇ (4) ◇
 
 先生の立場からすると、とても不思議なことですよね。
 
 何度叱っても、あの子は分からない。
 
 何故、毎回毎回騒いで授業の邪魔をするのだろう。
 
 そりゃ、先生が注目という快楽をその児童に与えているからです ^^;

 
 もちろん、全てのケースがこれに該当するわけではありません。
 
 ただ、行動が繰り返されるからには、その背景に、
 
 快楽を得るか痛みを避けるというメカニズムが働いているのです。

 
 今回、例として取り上げた話のように、行動のメカニズムを分析してみると、
 
 何とも頭をかしげたくなるようなケースが結構あります。
 
 これは、私たち大人同士のコミュニケーションにおいても起きることです。
 
 それについては、次回。
 



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○○恐怖症の原因   2009.11.06

 ◇ (1) ◇
 
 電車でパニックになった人はいますか?
 
 実は私、数年前に電車でパニックを起こしそうになったことが数回ほどあります。
 
 その時は、あることが原因で大きなストレスを抱えていて、
 
 常に精神的に不安がつきまとうような生活をしていました。
 
 そこに、電車という「場所」あるいは「状況」が何らかのきっかけとなり、
 
 パニックを起こしそうになったのだと思います。
 
 
 幸い、その時期を過ぎた後は何事もなく電車に乗れるようになりました。
 
 でも、もしかしたら、私は電車恐怖症になっていた可能性もあります。
 
 今回は、そのメカニズムについてお伝えします。

 
 
 ◇ (2) ◇
 
 恐怖を感じることは、人が生まれたときから持っている「反応」です。
 
 行動分析学では、能動的な行動と、受動的な反応を区別して扱います。
 
 行動の場合は、先行条件・行動・結果で考えるのですが、
 
 反応の場合は、先行条件・反応となります。
 
 反応自体が、ある意味、結果みたいなものかもしれませんね。
 
 
 もし、私が電車恐怖症になっていたら、私の恐怖反応は次のように分析できます。
 

  先行条件: 電車の中にいる
  
  反応  : 恐怖を感じる

 
 通常、電車自体が恐怖の原因になるとは考えづらいです。
 
 ですので、このような反応が形成されるには、
 
 電車の中(先行条件)にいるときに繰り返し恐怖を感じることで、
 
 先行条件それ自体が恐怖と紐付くようになるという、
 
 「派生の原理」が働いたものと考えられます。
 (⇒ 派生の原理 http://behaviorist.blog61.fc2.com/blog-entry-22.html
 
 
 しかし、実際には、私は電車恐怖症にはなりませんでした。
 
 これにも理由があります。

 
 
 ◇ (3) ◇
 
 私が電車恐怖症にならなかったのは、逆説的ですが、
 
 電車に乗っても何も起きないことを何度も確認したからなのです。
 
 電車に乗っても(先行条件)、何も起きない(反応がない)。
 
 これが繰り返し確認されれば、先行条件は
 
 恐怖反応を引き起こすものではなくなります。
 
 
 恐怖症の治療において、抗不安薬を飲み、精神を落ち着けてから、
 
 恐怖を感じる場所や状況に身を置いてみることがあるそうです。
 
 この場合、薬で精神的に安定していますので、パニックが起きません。
 
 これは、恐らく、先行条件と恐怖反応の紐付けを解消する効果があります。
 
 
 反対に、恐怖症が全く治らないケースというのは、
 
 むしろ、先行条件となるものを避け続けることによって、
 
 先行条件と反応の紐付けが維持されたままになっていることが
 
 原因になっているのだと思います。
 
 
 
 ◇ (4) ◇
 
 私たちは、日常生活において、様々なものをきっかけに
 
 様々な感情的反応を引き起こしています。
 
 その中には、生活の質を下げてしまうような、辛いものもあると思います。
 
 
 そのようなネガティブな反応が起きてしまう場合、
 
 何をきっかけにしているのか、考えてみてください。
 
 そして、そのきっかけは、一般的にネガティブな反応が起きるようなものなのか、
 
 客観的に考えてみてください。
 
 もしかしたら、避け続けているから、先行条件とネガティブな反応が
 
 紐付いたままになっているのかもしれませんね。
 
 
 そういえば、私はジェットコースターが怖いのですが、
 
 怖くて乗るのを避け続けているので、ずっと怖いままです^^;
 
 まぁ、頑張って乗ってみても、やっぱり怖い思いをしそうですが(笑)
 
 
 
 # 尚、ネガティブな反応があまりにも強く出てしまうようなケースでは、
 
 # 専門医の診断をうけるようにしてくださいね。
 
 # 自分だけで何とかしようとすると、危険な場合もありますから。 




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